アイルランドの2026年第2回ワーキングホリデー申請をされた皆さまのもとへ、少しずつ抽選結果が届き始めています!
結果を待っていた方にとっては、いよいよここからが本格的な渡航準備のスタートですね。
ワーキングホリデー許可証の申請、学校選び、滞在先の手配、航空券、海外旅行保険……。
やることはいろいろありますが、その中でも留学カウンセリングでとてもよく聞かれるのが、
「実際、ダブリンでは毎月どのくらいお金がかかりますか?」
というご質問です。
特に最近は円安や海外の物価上昇について耳にする機会も多く、
「アイルランドは物価が高いと聞いて心配です」
「現地でアルバイトをすれば生活できますか?」
「日本からいくらくらい持っていけば安心でしょうか?」
といったご相談も増えています。
そんな中、ダブリンの語学学校 Babel Academy of English から、最新の「ダブリン生活費の目安」が届きました!
今回はこの資料をもとに、**ダブリンで実際に生活するとどのくらいのお金が必要なのか?**を詳しく見ていきたいと思います。
なお、アイルランドの通貨は**ユーロ(€)**です。この記事では、最初に通貨をご案内したうえで、以降の金額は「€」表記で統一してご紹介します。
単に「物価が高い・安い」だけではなく、どこにお金がかかるのか、どこなら節約できるのか、ワーホリで働く場合はどう考えればよいのかまで、留学カウンセラー目線でご紹介します。
これからワーホリ許可証申請を進める方はもちろん、2026年秋~2027年春にアイルランド留学を検討している方も、ぜひ渡航資金を考える際の参考にしてください。
ダブリン生活で一番大きいのは「家賃」
海外生活というと、
「食費がものすごく高いのでは?」
と思われる方も多いのですが、ダブリンでまず予算を大きく左右するのは、やはり滞在費・家賃です。
Babel Academyの資料では、シェアハウスの家賃目安として次のように紹介されています。
シングルルーム:月€750~€1,500
シェアルーム:月€500~€800
かなり金額に幅がありますよね。
これは、ダブリンではエリアや部屋のタイプ、中心部までの距離、設備、光熱費込みかどうかなどによって、家賃が大きく変わるためです。
アイルランドでは「シェアハウス」が一般的
日本では「一人暮らし=自分だけのアパート」というイメージが強いですが、アイルランドのワーホリや長期留学では、一軒の家やアパートを複数人でシェアする生活が一般的です。
キッチンやリビング、バスルームなどをハウスメイトと共有しながら生活することになります。
最初は、
「知らない人と一緒に住めるかな?」
と不安に思う方もいらっしゃいます。
でも、実はこれも海外生活ならではの経験です。
違う国の人と一緒に料理をしたり、学校以外でも英語を使ったり、時には生活習慣の違いに驚いたり。
日本で暮らしていたらなかなか経験できないことも含めて、ワーホリの醍醐味のひとつだと思います。
ただし、ダブリンでは住居探しが現地生活の重要なポイントになりますので、「安さだけ」で決めないことも大切です。
立地、通学時間、交通費、周辺環境なども含めて考えていきましょう。
食費・生活用品は月€200~€400がひとつの目安
Babel Academyが紹介している食料品・生活必需品の目安は、
月€200~€400程度。
具体的な価格も見てみましょう。
- 牛乳(1L):€1.20~€1.40
- 卵(12個):€3.00~€4.50
- 食パン(1斤):€1.50~€2.50
- 鶏むね肉(1kg):€8.00~€10.00
- 牛ひき肉(1kg):€7.00~€9.00
- 米(2kg):€6.50~€9.00
- じゃがいも(2kg):€2.00~€3.00
- パスタ(500g):€1.00~€2.00
- りんご(1kg):€2.50~€3.50
- チーズ(200g):€2.50~€4.00
こうして一つひとつ見てみると、
「思っていたより普通かも?」
と感じるものもありませんか?
アイルランドでは基本的な食料品にはVAT(付加価値税)がかからないものも多いため、スーパーで食材を購入して自炊する生活を基本にすれば、食費は比較的コントロールしやすいと思います。
スーパーの会員割引も上手に活用!
留学生の皆さんには、現地に着いたらぜひいくつかのスーパーを見比べてみてほしいと思います。
同じ商品でもお店やブランドによって価格が違いますし、スーパー独自の割引や会員価格などを上手に利用することで、毎月の出費も変わってきます。
Babelの資料でも、よく利用するスーパーであれば早めに会員登録することをおすすめしています。
こうした小さな工夫が、長期滞在になるほど大きな差になってきます。
日本人には気になる「お米」はいくら?
そして日本人にとって、ちょっと気になるのがお米ですよね。
アイルランドでも、もちろんお米は購入できます。
いろいろな種類のお米がありますので、スーパーでは**「Sushi Rice」**などの表示を探してみるのもひとつです。
Babelによると、イタリア産のお米なども多く、日本から輸入されたお米になると、
5kgで€25程度
がひとつの目安とのこと。
「毎日絶対に日本米!」
とすると少し食費が上がりますが、現地のお米やパスタ、じゃがいもなどもうまく取り入れていけば、食生活を楽しみながら節約できます。
海外生活を始めると、日本ではあまり使わなかった食材を料理するようになったり、外国人のハウスメイトから料理を教えてもらったりすることもあります。
そんな経験もぜひ楽しんでほしいと思います。
外食はやっぱり高め!「普段は自炊」が節約のポイント
一方、ダブリンで生活していて「高い!」と感じやすいのが外食費です。
Babel Academyの資料では、次のような金額が目安として紹介されています。
- コーヒー1杯:€3.50~€5.00
- スコーン・菓子パン:€3.50~€4.50
- スターター料理:€8.00~€14.00
- バーガー・ブリトー・ピザなど:€11.00~€20.00
- 魚料理・肉料理・シチューなど:€18.00~€32.00
- ビール1パイント:€6.00~€7.50
毎日カフェでコーヒーを飲んで、ランチも外食、夜もレストラン……。
という生活をしていると、当然ながらかなりの金額になります。
おすすめは「普段は自炊、楽しむ日は楽しむ」
だからといって、せっかくアイルランドに行くのに、
「節約のために一度も外食しない!」
というのも少しもったいないですよね。
友達とパブへ行く。
学校帰りにカフェでおしゃべりする。
週末にクラスメイトとレストランへ行く。
こういった時間も、留学生活の大切な思い出です。
そこでおすすめなのが、
「普段は自炊、楽しむ日は楽しむ」
というメリハリ型の生活です。
Babelの資料では、スーパーやパン屋さん、カフェなどでサンドイッチを€5~€6程度で購入できるほか、スーパーでは比較的安く温かいランチを購入できる例も紹介されています。
毎回きちんとしたレストランに入らなくても、テイクアウトしたランチを公園で食べたり、スーパーを上手に利用したり。
こうした工夫ができるようになると、海外生活はぐっと上手になります。
ダブリンの交通費は「Leap Card」を上手に使おう
ダブリンでの生活に欠かせないのが公共交通機関です。
バス、Luas(路面電車)、DARTなどを利用する際に便利なのが、TFI Leap Cardです。
ダブリン市内では、対象となる交通機関を一定時間内に乗り継げる運賃制度があります。
Babelの資料によると、90分間€1~€2程度がひとつの目安。
また、25歳以下など一定の条件を満たす方は、割引運賃を利用できる場合があります。
毎日学校へ通う留学生にとって、交通費は積み重なると意外に大きな出費ですので、こうした制度はぜひ活用したいところです。
「家賃+交通費」で考えることが大切
そして、部屋探しの際に忘れないでいただきたいのが、
「家賃だけではなく、交通費も合わせて考える」
ということです。
例えば、中心部から離れた部屋のほうが家賃が安くても、毎日交通機関を利用する必要があるかもしれません。
反対に、少し家賃が高くても学校やアルバイト先まで歩いて行ける場所なら、交通費だけでなく移動時間も節約できます。
部屋探しの際は家賃だけを比べるのではなく、1か月の生活費全体で考えることがポイントです。
携帯電話は月€12~€20程度が目安
スマートフォンも現地生活には欠かせません。
Babel Academyの資料では、
月€12~€20程度
が携帯電話料金の目安として紹介されています。
Threeなどの携帯電話会社に加え、最近では48などの格安SIMも人気が出てきているようです。
学校、アルバイト先、シェアハウス探しなど、現地生活では電話番号が必要になる場面も多いため、到着後の早い段階で準備しておきたいもののひとつです。
日本のスマートフォンをそのまま海外ローミングで長期間利用するのではなく、現地SIMを利用することで通信費も抑えやすくなります。
結局、ダブリンでは1か月いくら用意すればいい?
ここまでを整理してみましょう。
例えばシェアルームで比較的節約しながら生活するなら、
- 家賃:€500~€800
- 食費・生活用品:€200~€400
- 携帯電話:€12~€20
- 交通費
- 交際費・外食費
- その他日用品
というイメージになります。
一方、一人部屋を希望する場合は、家賃だけでも**€750~€1,500程度**が目安となるため、生活費は大きく変わります。
つまり、
「ダブリンなら毎月○万円あれば絶対大丈夫!」
と一律には言えません。
一人部屋なのか、シェアルームなのか。
自炊中心なのか、外食が多いのか。
徒歩通学できるのか、毎日交通機関を使うのか。
週末にはアイルランド国内やヨーロッパ旅行も楽しみたいのか。
こうした生活スタイルによって、必要なお金はかなり違ってきます。
だからこそ留学資金を考えるときには、「最低限いくら必要か」だけではなく、
「自分はアイルランドでどんな生活をしたいのか?」
まで考えて予算を立てることをおすすめしています。
ワーホリなら「現地で働く」という選択肢も!
そして、ワーキングホリデーの大きな魅力が、現地で働くことができることです。
2026年1月1日から、アイルランドの最低賃金は、
時給€14.15
となっています。
日本円に換算するとかなり高く感じますが、ここで注意したいことがあります。
「最低賃金×働きたい時間=必ずその収入を得られる」わけではありません。
仕事を見つけるまでの期間もありますし、英語力や職歴、仕事の種類、勤務時間などによって状況は変わります。
ですから私たちは、
「現地ですぐ働けるから、最初の資金は少なくても大丈夫」
という考え方はおすすめしていません。
仕事が決まるまで生活できるだけの余裕を持って渡航することは、とても大切です。
そのうえで、英語力がついてきたらアルバイトに挑戦する。
学校で履歴書の作り方や仕事探しについて相談する。
実際にお店へCV(英文履歴書)を持って行ってみる。
そんな一つひとつの経験も、ワーキングホリデーだからこそできることです。
Babel Academyでも、アルバイト探しに必要な情報を学生に提供しています。
「英語を勉強してから働く」のではなく、英語を勉強しながら少しずつ現地生活の中へ入っていく。
そんな過ごし方ができるのも、アイルランドワーホリの面白さだと思います。
ワーホリ抽選結果が届いたら、ここからが本当の準備!
今回のワーキングホリデー抽選に通った方は、きっと今、
「やった!アイルランドに行ける!」
という嬉しい気持ちと同時に、
「ところで、次は何をすればいいの?」
という状態ではないでしょうか。
ここから、
- ワーキングホリデー許可証の正式申請
- 語学学校選び
- 滞在先の手配
- 航空券
- 海外旅行保険
- 渡航資金の準備
- 現地での仕事探しについての情報収集
など、具体的な準備が始まります。
特に秋以降の渡航を予定している方は、
「結果が出てから考えよう」から「実際の渡航日から逆算して動こう」へ切り替える時期です。
まだワーホリにするか学生ビザでの長期留学にするか迷っている方も、焦って決める必要はありません。
「学校にはどのくらい通ったほうがいい?」
「英語力に自信がなくても仕事は探せる?」
「最初はホームステイとレジデンス、どちらがいい?」
「現地でシェアハウスを探すには?」
「結局、日本でいくら準備すればいい?」
こうした疑問を一つずつ整理していけば、自分に合ったアイルランド留学の形が見えてきます。
8月21日(金)18時~ アイルランド留学“まるわかり”セミナー開催!
これから具体的な準備を始める方にちょうどよいタイミングで、e留学アイルランドでは、
2026年8月21日(金)18:00~
「アイルランド留学“まるわかり”セミナー」
を開催します!
これからアイルランド留学・ワーキングホリデーを考えている方に向けて、学校選び、滞在方法、留学費用、現地生活、ワーキングホリデーなど、出発前に知っておきたいことをまとめてお話しします。
今回ワーホリの抽選結果が届き、
「これから具体的に何をすればいい?」
という方にも、まさにおすすめのタイミングです。
もちろん、
「まだアイルランドにするか決めていない」
「ワーホリと学生ビザのどちらが自分に合っているか分からない」
「まずはアイルランド留学について知りたい」
という段階でも大丈夫です。
インターネットで情報を調べていると、どうしても最後には、
「結局、自分の場合はどうなの?」
という疑問が出てきます。
そんな疑問を整理する機会としても、ぜひアイルランド留学“まるわかり”セミナーをご利用ください。
セミナーのご予約はこちらから↓↓↓
https://ireland-ryugaku.jp/seminar/
物価が高いから諦めるのではなく、「どう暮らすか」を考えてみよう
海外留学には、確かにお金がかかります。
そしてダブリンも、決して「何でも安く生活できる都市」ではありません。
でも、今回Babel Academyの資料を細かく見てみると、すべてが驚くほど高いわけではないことも分かります。
自炊する。
スーパーを使い分ける。
会員割引を利用する。
Leap Cardを上手に使う。
シェアハウスで生活する。
そしてワーホリなら、英語力を身につけながらアルバイトにも挑戦してみる。
こうした小さな工夫の積み重ねで、生活費は変わってきます。
そして何より、
海外で自分で部屋を探し、買い物をし、料理をし、学校へ通い、英語で友達を作り、仕事を探し、お給料をもらって生活する。
その一つひとつが、帰国したときには大きな経験になっています。
ワーキングホリデーは、単なる「海外で働ける制度」ではありません。
限られた予算の中で、
「アイルランドでどんな経験をしたいのか?」
ぜひそこまで考えながら準備していただきたいと思います。
今回ワーホリの抽選結果が届いた皆さんにとっては、ここからがいよいよ本番です。
e留学アイルランドでも、ワーキングホリデー許可証申請から学校選び、滞在先、そして渡航準備まで、一つひとつお手伝いしていきます。
まずは8月21日(金)のアイルランド留学“まるわかり”セミナーで、アイルランドでの生活をもう少し具体的にイメージしてみませんか?
これからアイルランドへ向かう皆さんのご参加をお待ちしています!
【著者プロフィール】
アイルランド留学専門カウンセラー 中村裕里子
大学時代にアイルランドへ2度の語学留学経験を持つ。
大学卒業後、大手留学代理店にて20年以上勤務。
これまでアイルランド各地の学校視察やロンドン駐在、各国研修旅行添乗など留学に関する業務に多数従事。
自身の留学経験やたくさんのサポート実績を元に留学生の知りたい情報を発信し、夢の実現のためのアドバイスを提供している。



