日本とアイルランドの違い
ホームステイについて
ホームステイは留学生に最も人気のある、一般的な滞在方法です。
一般家庭に滞在して、英語を使い、学校の外でも英語を学ぶことができます。
【ホームステイとは?】
- 「家族の一員」として生活します。
- 部屋と食事が提供されます。
家庭によっても異なりますが、休日にどこかへ連れて行ってもらったりというサービスはありません。
【ホームステイのメリット】
- アイルランドの家庭生活が体験できます。
まさに観光では体験できないことです。 - 英語力の向上に一番最適です。
【ホストファミリーと良い関係を保つには?】
- マナーと気遣いを忘れないことが大事です。
- 意思を『言葉で』伝えることが大切です。
- 到着初日にバスルームの使い方、食事、洗濯等のルールを確認しましょう。
自分から積極的にホストファミリーとコミュニケーションをはかって、長くに渡って連絡を取り合えるような、自分のもう一つの家族をアイルランドに作ってくださいね。
食事について
アイルランドの食事は、隣国のイギリスとほとんど違いはありません。
様々な国のバラエティに富んだ料理を、アイルランドのレストランやホテルで食べることができます。また、家庭ではシンプルで伝統的な料理が一般的です。
【主食】
主食はジャガイモです。
ゆでたり蒸したり、マッシュポテト、フライドポテト、ジャケットポテト、パンケーキ、、、など、素朴な味付けで食べます。
【伝統的料理】
- ギネスビールで煮込んだギネスシチュー
- 羊の肉を使ったアイリッシュシチュー
- フィッシュアンドチップスなど
また、アイルランドは欧州で最も豊かな漁場の中にあるので、サーモンや牡蠣などの料理も楽しめます。
【一般的な家庭料理】
- 朝食/トーストやシリアル
- 昼食/サンドイッチにフルーツなどの軽食
- 夕食/シチューや、お肉と蒸した野菜など
食事の時間は日本と同じです。
ホームステイの場合、朝食はセルフサービスでパンやシリアルなど好きなものを自分でとって食べるスタイルが多いです。
夕食は家族と一緒、または同じ家庭に滞在している他の留学生と食べたりしますが、家庭ごとに異なります。
学校の友達とごはんを食べに行くなども事前に伝えれば問題ありません。
【パブ文化】
アイルランドはギネスビール発祥の地です。
地元の人たちは仲間との時間を過ごすためにパブに行きます。
ケルト音楽の生演奏が聴けるアイリッシュパブも多くあります。
陽気でおしゃべりが好きなアイルランド人と友達になりたいのならパブに行くのが良いでしょう!
バスルームの使い方
アイルランド滞在中のバスルームの使い方について、日本人留学生はトラブルを起こしやすいので注意しましょう。
アイルランドでは水は貴重です。
浴槽にお湯をためずに、シャワーのみを使用する家庭がほとんどです。
水を電気で温めてから、タンクに溜める家庭が多くあります。
そのためシャワーを長いこと浴びてしまうと、次の人がお湯のシャワーを使えなくなってしまうこともあります。
シャワーは10分ほどで済ませるのが理想です。
また、ドアを閉めると使用中の合図になってしまうので使用後はドアを開けっぱなしにしましょう。
ホームステイ先には家族をはじめ、他の留学生も滞在していることがあります。
バスルームを使用できる時間帯をホームステイ初日に確認しましょう。
ルールを確認して、マナーを守って楽しく過ごしましょう。
電気について
日本では白色の蛍光灯がどの家庭でも一般的です。
しかしアイルランドでは、白熱電球の照明を使用していることがほとんどのため、薄暗く感じるかもしれません。
アイルランド人は日本人と比べて瞳の色が薄いため、強い光を好まないようです。
明るさが必要な箇所のみを間接照明を使用して照らしています。
照明の違いは、国の文化やその国に住む人々の体質にも深く関係があります。
適所にのみ照明を配置することで節電となり、また気分を落ち着けることができます。
現地の人々の暮らしを体験してみてください。
洗濯について
各家庭によっても異なりますが、洗濯は週1回程度のところが多いです。
日本から洗濯ネットを持っていくと便利です。
アイルランドは日本より電圧が強いため、洗濯機がパワフルに稼働します。
週に1回以上の洗濯が必要な際は、追加料金が発生することがあります。
ホームステイ先到着時に、ホストファミリーに確認してください。
電話・インターネット
通信費は滞在費に含まれていません。
ホームステイの場合、ホストファミリー宅にある電話を使用することは基本的に禁止です。
日本にいる家族や友人に連絡をする場合は、LINEなどアプリ通話や公衆電話を利用しましょう。
最近ではホームステイ先や学生寮など、WIFI環境が整っています。
しかし、ホームステイ先では利用できる時間に制限を設けている家庭もあります。
ほとんどの学校では、WIFIを無料で使用できます。
街中ではカフェや駅などの施設でも、無料WIFIが利用可能です。
接続や通信速度に関しては日本と同等のサービスを期待しないほうが無難です。
常にインターネットを使用したい場合、短期留学であれば、日本からポケットWIFIをレンタルしていくことができます。
長期留学生は、日本からスマートフォンを持参して、無料のWIFIを利用してインターネットに接続、プリペイド携帯を現地で購入して通話に使用する、という方が多いようです。