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9. ホームステイについて

アイルランドの生活スタイルは日本と異なります。
戸惑うこともあるかもしれませんが、英語の上達や現地の生活や文化を知るのには最適の滞在方法です。
 
なお、アイルランドのホームステイは下宿タイプです。
 
基本的には「ベッド」と「食事の提供」が留学生との契約内容となります。

9-1. ホストファミリーに関するリクエスト

あくまでもご希望としてご予約時にリクエストを承ります。

確約ではございませんのでご了承ください。
 
ご出発が近くなってからご予約の場合、滞在先決定がご出発間際になることもあります。
 
また、ホストファミリーの社会的地位、人種、階級、宗教についてのリクエストはお受けできません。
 
思わぬトラブルを防ぐためにも、このような発言には十分に注意してください。

9-2. ホームステイ先はいつ決まる?

ご出発の約1~2週間前までに決まります。
 
学校から弊社に詳細情報が届き次第、お客様へメール添付にてご案内します。

9-3. ホームステイ滞在先詳細情報は?

プライバシーの理由などから最低限の情報しか届かないことがあります。

挨拶のため、メールや電話を出発前にしてみるのもよいでしょう。

9-4. ホストファミリーへは手紙やメールを送るべき?

必ずしも送らなければならないものではありません。

しかし、これから生活を共にすることを考えると、“よろしく”の一言があるとないとでは、相手にとって印象は違うかもしれません。
 
<手紙の場合>
日本で投函してからアイルランドに届くまで、約1~2週間かかります。
 
<メールの場合>
ホストファミリーが日常的にメールを確認していない場合があります。
また、必ずしも返事を書いてくれるとは限りません。
 
学校によっては、留学生本人からホストファミリーへ、到着時間の連絡するように義務付けているケースもあります。

その必要がある方には、滞在先詳細をお送りする際に個別にご案内しております。

9-5. 洗濯はしてくれるの?

アイルランドでは週に1~2回しか洗濯しない家庭がほとんどのため、下着や靴下などを少し多めに持っていくとよいでしょう。
 
また、これら小物類をシンクで洗いたい場合や物干し場所などについては現地にて直接ホストファミリーにご確認ください。
 
洗濯はホストファミリーが一緒に洗ってくれる家庭や、洗濯機の使い方を教えてくれて、自分で洗濯をしなければならない家庭もあります。
 
部屋干しは避けましょう。
 
湿気でカビの発生や、壁紙・カーペットを傷める原因になり、弁償を求められることもあり
ます。
 
アイルランドには洗濯ネットは売っていないため、日本から持っていくとよいでしょう。

9-6. ドライヤーはある?

留学生への貸し出しは基本的にはないとお考えください。

長期の滞在なら持参してもいいかもしれませんが、必ず海外対応のドライヤーをお持ちください。
 
アイルランドの電圧は220~240Vで、プラグ形式は3穴のBFタイプが一般的です。

9-7. タオル・石鹸・シャンプー類は?

ご自身でご用意ください。
最初は生活に慣れるのに精いっぱいかもしれません。
石鹸等は最初の1週間分ほどは日本から持参することをお勧めします。

9-8. お風呂は?シャワーは?

日本のお風呂と異なり、洗い場はありません。

バスタブのみのところがほとんどです。

または、シャワールームのみの家庭もあります。
 
日本のように湯船に浸かる習慣はなく、汚れを落とす程度です。
 
シャワーの水圧もお湯の温度調整も日本のそれとは異なります。

貴重な水ということを意識して、シャワーは10分ほどを心がけましょう。

9-9. 土日の食事は?

食事の条件はお申込みの内容により異なります。

1日2食付でお申込みされた場合には、曜日に限らず、原則朝食と夕食が提供されます。

土日はこれが昼食と夕食に変わることもあるかもしれません。
 
アイルランドの食事時間の習慣は日本と同じですが、家庭ごとの生活スタイルによっては、夕食時間が遅めだったり、家族そろわずに食事をしたりということもあります。
 
他に留学生が滞在している場合は、留学生同士で食事をすることもあります。
 
外出等で食事が不要になる場合は、事前にホストファミリーにその旨を伝えてください。
 
また、不要になった食事の返金はありません。

9-10. アレルギーがある場合どうすべき?

アレルギーや宗教上の理由や菜食主義のために食事制限がある場合は、必ず予約の際にお申し出ください。
 
食事の嗜好について、絶対に食べられないものや好んで食べないものなど、ホストファミリーに事前に知らせておきたいことがある場合もご予約の際にお申し出ください。
 
ホームステイ開始時にご自身からもホストファミリーに伝えて頂くようお願いします。
 
学校によっては、食事の制限がある場合、別途料金を請求されることがあります。

9-11. ステイ先でのキッチン利用は?

基本的には留学生のキッチンや冷蔵庫の使用は認められていません。

これは、ガス代や電気代などホストファミリーの負担が生じるためです。

また、火事などのトラブルを防ぐためでもあります。

9-12. 他の国の学生がいることもある?

ホームステイでは、留学生が複数人滞在していることがあります。

個室をご予約の場合、他の学生とシェアすることはないので安心ください。
 
他の留学生が滞在している場合は友人作りの絶好のチャンスです。

また、先に滞在開始した「先輩」として、あれこれと情報を教えてくれることでしょう。

9-13. トラブルを未然に防ぐには?

日本の常識とアイルランドの常識は異なります。
例えば、既述の通り、アイルランドでは水を貴重なものとして大切に使っています。
電気も同様です。
 
貴重な資源だということを日々意識して皆が生活しています。
 
例えば、出かける際には、携帯やPCの充電器を差し込んだまま外出したり、使用中でないのに電気をつけっぱなしにしたり、ということは避けたいものです。
 
また、ホームステイ先到着時に、家庭でのルールを確認しておくとトラブルが防げます。

9-14. それでも問題が生じてしまったら?

問題は、コミュニケーション不足が原因のことがほとんどです。

まずはホストファミリーとで話し合うようにしましょう。
 
解決できない場合は、学校スタッフに相談をして下さい。
 
それでも解決が難しい場合は、弊社でもできる限りのお手伝いをさせて頂きます。

9-15. 滞在先の変更を希望するときは?

やむを得ず、滞在先を変更したいときは学校スタッフにご相談ください。
この場合、すぐに次の滞在先が確保されるとは限りません。
 
学校によっては、変更の際に手数料を請求するところもあります。
 
滞在方法をホームステイから学生寮に変更するなど、滞在費に差額が生じる場合は、追加分のお支払いが必要です。
 
料金が高いプランから低いプランへの変更の際、返金はありません。

9-16. .ホームステイ成功の秘訣は?

ホームステイを成功に導くには、
 
・「日本の常識」でアイルランドを見ないこと
・ホストファミリーに家庭内のルールを確認すること
・積極的にコミュニケーションをとること

 
の3点が非常に重要です。

 

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